はじめに
「インサイドセールスを外注したいが、費用感がまったくわからない」「相見積もりを取ったが、業者によって金額がバラバラで判断できない」——そのような悩みを持つスタートアップ・中小企業の経営者・営業責任者の方に向けた記事です。
この記事では以下の点を解説します。
- 料金形態の種類と特徴
- 業務範囲別の費用相場(2026年最新)
- 費用を左右する5つの要因
- 「安い業者」を選ぶリスク
- 費用を適切に抑えるポイント
外注の判断基準については
を、代行会社の選び方については
もあわせてご覧ください。
1. インサイドセールス外注の料金形態は3種類
1-1. 月額固定型
毎月一定の費用を支払う料金形態です。稼働人員・稼働時間・対応業務の範囲があらかじめ決まっており、その範囲内でサービスが提供されます。
特徴
- 毎月の費用が予測しやすい
- 稼働量・品質が安定しやすい
- 成果に関わらず費用が発生する
向いているケース:中長期で安定した稼働を求める場合、業務設計・改善まで含めて依頼したい場合
1-2. 成果報酬型
アポイント獲得数など、一定の成果に対して費用を支払う料金形態です。
特徴
- 初期リスクを抑えやすい
- アポの「数」だけを追うインセンティブが働きやすい
- アポの「質」が低くなるリスクがある
向いているケース:まず費用リスクを最小化したい場合
1-3. ハイブリッド型(月額固定+成果報酬)
月額固定費用に加えて、成果に応じた報酬が発生する料金形態です。
向いているケース:業者と長期的なパートナーシップを築きたい場合
1-4. 料金形態ごとのメリット・デメリット比較表
| 料金形態 | 初期リスク | 費用の予測しやすさ | 品質の安定性 | 向いているフェーズ |
|---|---|---|---|---|
| 月額固定型 | 中 | ◎ | ◎ | 中長期・設計から依頼 |
| 成果報酬型 | 低 | △ | △ | 短期・実行のみ依頼 |
| ハイブリッド型 | 中 | ○ | ○ | 中長期・パートナー型 |
中長期でインサイドセールスに取り組む場合は、月額固定型またはハイブリッド型が品質・安定性の面で選ばれやすい傾向があります。
2. 業務範囲別の費用相場(2026年最新)
インサイドセールス外注の費用は、業務範囲によって大きく変わります。以下は2026年時点での一般的な相場感です。業者・対応規模・業種によって異なるため、あくまで目安としてご参照ください。
2-1. 架電のみ(単機能):10万〜20万円程度/月
架電業務だけを切り出して依頼するケースです。スクリプト設計・改善・レポーティングは基本的に含まれません。
注意点:スクリプトや設計が自社で整っていないと、成果につながりにくいことがあります。
2-2. 架電+メール対応(一部代行):20万〜40万円程度/月
架電に加えてメールアプローチも対応するケースです。
2-3. 設計〜KPI管理まで包括的(BPO型):30万〜80万円以上/月
ターゲットリスト設計・スクリプト設計・架電・メール・アポ設定・KPI管理・週次レポートまで、包括的に対応するBPO型の費用感です。
2-4. 初期費用の相場:10万〜30万円程度
月額費用とは別に、初期費用(立ち上げ費用)がかかる業者が多いです。
2-5. 費用相場まとめ
| 業務範囲 | 初期費用(目安) | 月額費用(目安) |
|---|---|---|
| 架電のみ(単機能) | 0〜10万円程度 | 10万〜20万円程度 |
| 架電+メール対応 | 5万〜20万円程度 | 20万〜40万円程度 |
| BPO型(設計〜KPI管理) | 10万〜30万円程度 | 30万〜80万円以上 |
3. 費用を左右する5つの要因
3-1. 対応業務の範囲(設計・実行・レポートの有無)
最も費用に影響する要因が、対応業務の範囲です。「架電のみ」と「設計〜KPI管理まで」では、同じ「外注」でも費用が2〜4倍異なることがあります。
見積もりを比較するときは、「何が含まれていて、何が含まれていないか」を必ず確認しましょう。
3-2. 稼働人員数・稼働時間
何名のスタッフが何時間稼働するかも、費用を左右します。「1ヶ月に何件アプローチできるか」を費用と合わせて確認しましょう。
3-3. ターゲットの難易度(業種・役職・リスト取得コスト)
アプローチ対象の業種・役職・規模によって、リスト取得コストや架電難易度が変わります。また、リストを自社で用意するか業者が取得するかによっても費用が変わります。
3-4. 契約期間の長さ
長期契約(6ヶ月・1年)を前提にすると、月額費用の交渉がしやすくなるケースがあります。
3-5. 業者のタイプ(専業型・総合BPO・コール特化)
| 業者タイプ | 費用水準 | 備考 |
|---|---|---|
| 専業型(インサイドセールス特化) | 中〜高 | 設計ノウハウを含む分、費用は高め |
| 総合BPO型(経理・人事なども対応) | 中〜高 | 複数領域まとめるとコスト効率が上がることも |
| コール特化型(架電・アポ取りのみ) | 低〜中 | 設計対応なし、実行のみ |
4. 「安い=コスパが良い」ではない理由
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4-1. 格安業者に多いリスク
月額5万〜10万円程度の格安業者を選ぶことのリスクは、費用が安いこと以上に「成果につながりにくい」点にあります。よく見られる問題は以下のとおりです。
- 架電数・件数だけを追った質の低いアポが量産される
- スクリプト設計や改善対応がなく、的外れなトークのまま稼働が続く
- 担当者の入れ替わりが多く、引き継ぎコストが継続的に発生する
- レポーティングが不十分で、何が起きているかわからない
4-2. 費用対効果で考えるべき指標(CPO・アポ単価)
アポ単価(1件のアポ獲得にかかる費用)
アポ単価 = 月額費用 ÷ 月間アポ獲得数
| 月額費用 | 月間アポ数 | アポ単価 | |
|---|---|---|---|
| 格安業者 | 10万円 | 5件 | 2万円/件 |
| BPO型業者 | 30万円 | 20件 | 1.5万円/件 |
月額だけで比較すると格安業者が安く見えますが、アポ単価で比較するとBPO型業者のほうがコスパが良いケースがあります。
4-3. 内製化と外注のコスト比較
| 外注(BPO型) | 内製(正社員採用) | |
|---|---|---|
| 初期コスト | 10万〜30万円(初期費用) | 50万〜100万円(採用費) |
| 月次コスト | 30万〜80万円(月額) | 40万〜80万円(給与+社保) |
| 立ち上げ期間 | 2週間〜1ヶ月 | 3〜6ヶ月(採用〜育成) |
| ノウハウ蓄積 | 自社に残りにくい | 自社に蓄積される |
| 解約・変更の柔軟性 | 契約条件による | 雇用関係のため難しい |
5. 外注費用を適切に抑えるための3つのポイント
5-1. 業務範囲を絞って依頼する
自社でできることと外注する部分を明確に切り分けることで、月額費用を抑えられます。ターゲットリストを自社で用意できる場合は、リスト作成費用を省いた形での依頼が可能です。
5-2. 自社でできる準備を事前に整える
事前に整備しておくと効果的なもの:
- ターゲット定義・ICP(理想顧客像)の言語化
- 商材説明ドキュメントの作成
- CRM・連絡ツールの整備
- 過去の受注・失注事例のまとめ
5-3. 長期契約で月額を下げる交渉をする
3ヶ月契約より6ヶ月・1年契約のほうが、月額単価の交渉がしやすくなるケースがあります。ただし、長期契約を結ぶ前に必ず短期のトライアル期間で業者の質を確認することをおすすめします。
また、インサイドセールス+バックオフィス(経理・人事)をワンストップで依頼できる業者であれば、個別に依頼するより総コストを抑えられることがあります。
6. BizFullの費用・料金について
6-1. 月額30万円〜(税別)の内訳イメージ
BizFull(合同会社ビズフル)のインサイドセールスBPOは、月額30万円〜(税別)で提供しています。主な提供内容は以下のとおりです。
- ターゲットリスト設計・作成
- 架電・メール・SNSでのアプローチ
- スクリプト設計・改善
- 商談設定・日程調整
- KPI管理・週次レポート
- ナーチャリング対応
- CRM入力・進捗管理
6-2. 初期費用・最低契約期間について
初期費用は別途かかります。最低契約期間は3ヶ月〜となっています。詳細は初回相談時にご確認ください。
6-3. まず相談だけでもOK
「費用感だけ確認したい」「自社の状況が外注に向いているか判断できない」という段階でも、無料相談を受け付けています。
7. まとめ:費用確認チェックリスト
見積もりを取る前に(自社確認)
- [ ] 任せたい業務範囲を言語化している(架電のみ/設計から全部など)
- [ ] 月額の予算上限を決めている
- [ ] 自社で用意できるものを整理している(リスト・スクリプトなど)
見積もりを取るときに(業者確認)
- [ ] 月額費用に何が含まれているか確認した
- [ ] 初期費用の有無・金額を確認した
- [ ] 追加費用が発生するケースを確認した
- [ ] 料金形態(固定・成果報酬・ハイブリッド)を確認した
- [ ] 最低契約期間・解約条件を確認した
費用対効果の評価に(稼働後)
- [ ] アポ単価(月額費用÷月間アポ数)で評価している
- [ ] 内製化した場合のコストと比較している
- [ ] 費用だけでなく商談の「質」も評価している
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